2009年09月11日
一見客相手の商売
福岡でITコーディネータ向け研修講師の仕事があり、博多に前泊しました。数年前には、同じくITコーディネータの15日間の養成研修で、述べ30日位滞在していました。その頃の博多は昔の匂いがする街で、地下街には行きつけの店もできました。そこは地元のサラリーマンでいつも賑わっていました。食べ物も新鮮で美味しく、しかも安価、そして何より温かみのある店でした。ところが昨年来た時に、地下街は開発のため閉鎖され、行きつけの店は、新幹線横の綺麗な建物に移動していました。
不安適中です。
固定客相手の商売から、一見客相手の商売に劣化してしまっていました。
とても寂しい気持ちでいっぱいでそた。
浜松にも有名な温泉地があります。若手が新しいチャレンジをしたり、PRにとても熱心です。しかしファンやリピート顧客を獲得できている旅館ばかりではありません。私も何度か宿泊したことがありますが、一見さん相手の商売のしかたで何度もがっかりしました。総じて「ゾンザイ」です。設備が立派でも「ゾンザイ」さは不満足度につながります。
新規顧客開拓にはパワーとコストがかかります。どれだけ、ファンをつくるかリピート客をつくるかが経営の安定化につながります。
でないと自転車操業になってしまいます。
名誉のために舘山寺温泉にはとてもいい旅館もありますよ!
Posted by 木村玲美 at 22:26│Comments(0)
│徒然日記